うま味調味料の主成分である「グルタミン酸ナトリウム」。
商品裏の表示に「アミノ酸等」と書かれているアレです。
一時期は”石油”から製造されていた時代があり、流石に有害性を指摘され、現在は中止されております。
1960年代のアメリカ
中華料理を食べた人たちの間で、ある出来事がありました。
「頭痛・圧迫感・痺れ」=「グルタミン酸ナトリウム」=「中華料理症候群」
アメリカでは、「グルタミン酸ナトリウム」の安全性を巡る大論争が巻き起こり、現在も続いています。
「NO MSG」の表示シールは、「グルタミン酸ナトリウム」が入っていない事を示すシールです。(アメリカの商品では、頻繁に目にします。)
そもそも、グルタミン酸は人間の体内で作られているので、添加としての摂取の必要性が無いものだったようなんですが。
1954年、慶応大学の林髞(たかし)教授は、グルタミン酸が犬の大脳皮質に強い興奮作用を及ぼすことを発見しました。
そして「グルタミン酸が脳内の情報伝達に重要な働きをしている」→「グルタミン酸を飲めば頭が良くなる」
それを信じた 日本の家庭のあちらこちらで、
ご飯にもパラパラ。
味噌汁にもパラパラ。
卵焼きにもパラパラ。
何でもかんでもパラパラ・・・となっていきました。
実際、未だうま味調味料をかけているのが、高齢者だったりする理由がそこにあります。
続くε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
健康も食も 十人十色。
自分で選ぶ時代です。
本日も ご来店頂きまして ありがとうございました。
【10月11月の臨時休業のお知らせ】
10/22・23日 (土・日) フレンチマルシェ
10/29日(土)
11/5日(土)KAGIYA マーケット
11/15日(火)
10~11月はイベント参加が多くなります。
従いまして、お店を休業させて頂くこともございます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
JIYUTEI 店主
興奮毒① のこと
2016年10月17日