蒟蒻、生卵、河豚に穴子。
これの共通点って分かりますか?
【蒟蒻】
こんにゃく芋に含まれる「シュウ酸カルシウム」。
多量に摂取すると、呼吸困難、昏睡、死亡にいたる毒物で、日本では劇物取締法にも『劇物』として分類されています。
山芋や里芋の皮をむいた時に痒くなるのは、このシュウ酸カルシウムによるものだそうです。
しかも、こんにゃく芋の栽培方法も特殊で、栽培期間が三年という長さも根気のいる農作物です。
この毒のあるこんにゃく芋を、すりおろし石灰を混ぜた水で練って、茹で固めてアク抜きして煮込んだら美味しい蒟蒻になるなんて、不思議ですよね。
食物繊維が豊富な蒟蒻ですが、不溶性の食物繊維の為(製造過程で凝固剤を使う為不溶性となる)、ダイエットに食する場合は、食べても板蒟蒻一枚程度に抑えないと腸閉塞になることもあります。
何事もほどほどに (><)
そのままでは毒性も強いこんにゃく芋を、美味しい食べ物に変えてしまった日本人の知恵って素晴らしいですね。
塩もそうです。
現在流通している塩のほとんどが『イオン交換膜式』で作られています。
プロの料理人が「とがった味」「塩が立つ」と表現する、舐めると舌にピリッ とする刺激があり塩辛さが舌に残る塩です。
JIYUTEI の天然塩は、先人の知恵を重んじる製法にこだわっています。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
外国人には理解できない日本食⑴ のこと
2017年2月4日