豆腐は、豆乳(水に浸して柔らかくした大豆をすりつぶして こした絞り汁)に凝固剤を加えて固めるだけのシンプルなもの。
シンプルなだけに、材料次第で値段も味も変わってきます。
先ず大豆は、国産か輸入かの違いがあります。
豆腐一丁作るのに大豆85gが必要ですが、国産で20~30円、高級国産有機大豆で160円ほど。
輸入物は国産の1/10と言われています。
凝固剤の種類も大きく関係しているんですよ。( ͡° ͜ʖ ͡°)/
昔ながらの豆腐作りは凝固剤に天然にがり(粗製海水塩化マグネシウム)を使うのが普通でしたが、現代の安い豆腐に使われているのは、「塩化マグネシウム、硫酸カルシウム、グルコン酸などの凝固剤」で、天然にがりよりも安価です。
次に豆腐の種類ですが、大きく分けると「木綿か絹」かという事となります。
木綿豆腐の場合は、豆乳に凝固剤を加えて固めたものをくずしてから、木綿の布を敷いた型箱に入れて水分を絞り再び固めます。
水分を絞って作られているので、崩れにくく絹ごし豆腐と比べると、タンパク質、鉄分、カルシウムが1.2~3倍ほど多く含まれているのが特徴です。
絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも濃い豆乳に、凝固剤を加えてそのまま固めて作ったものです。
水分を絞らないので、木綿豆腐と比べるとビタミンB群やカリウムか多く、舌触りも滑らかで風味も柔らかい事が特徴です。
凝固剤の中では、グルコン酸だけは 大豆が無くても固まる特徴があるので、大豆が30g程度でも豆腐として陳列棚に並んでいます。
豆腐一丁のカロリー計算をしても、85gと30gではタンパク質の量に大きな違いがあり、この辺りも表示義務が無いことによる価格マジックが伺われますね。
原材料表示義務では、大豆の50%以上が国内産でしたら『国内産表示』に、最終加工の地が国内であれば『国内産表示』になります。
健康も食品も選ぶ時代です。
JIYUTEI の白胡麻は、正真正銘の自然農法で喜界島産100%です。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
豆腐 のこと
2017年2月25日