3月に入り、木蓮の花が待ち遠しい季節となりました。
ここ浜松でも、通称「木蓮街道」と呼ばれる道路があります。
花見の季節は すぐそこまで来てるんですね。🌸
そういえば、8世紀中頃に、大宰府で大伴旅人が梅の宴を開いたとの記録があるとおり、花見といえば「梅」を指す言葉だったとか。
梅は、中国から飛鳥時代に渡ってきたと推測されています。
しかし、弥生時代の遺跡から梅の種子が発見されているのデスよ。
ですので、もっと古い時代に薬木として渡来していたのではとも言われていて、古代のロマンを感じさせる花です。
梅の実は、梅干しや梅酒として日本人には馴染みが深いもの。
古く中国では、薬用として栽培されていて、漢方薬として「烏梅(うばい)」があるようです。
一方、日本人が愛して止まない桜は、平安時代以降には、花見の代名詞となっていたようです。
現代の「桜」の代表と言えば「ソメイヨシノ」ですが、ソメイヨシノが現れたのは江戸時代なので、それまでは、主として「ヤマザクラ」などを鑑賞していたようですね。
サクラの民族学的解釈では、「サ」は「田神」(さがみ)のサを意味していて穀物の霊を表し、「クラ」は田の神の依りつく「座」(クラ)を意味しているとのこと。
食いしん坊の店主は、今年も桜の蜂蜜が取れると嬉しいなぁ~~と思い春を待つ毎日でございます。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
花見 のこと
2017年3月5日