抗生物質は、今や人類以外の生き物も常用される世の中となっています。
抗生物質を服用していなくとも、家畜や蜂蜜など想像を超える食べ物や頻繁に促される消毒薬で我が身の常在菌も死滅していきます。
実は、女性の膣内には、ビフィズス菌や乳酸菌などの細菌がいます。
その細菌たちは、膣内に悪い細菌が繁茂しないよう、身体を守ってくれているのですね。
しかし、昨今では薬の常用は当たり前の時代。
そこで困るのが、カンジダ菌の繁殖。
女性の膣内には、デーデルライン桿菌という乳酸菌の一種があります。
デーデルライン桿菌は乳酸を作り出し、膣内を酸性に保つことでカンジダ菌から守ってくれる働きがあるのです。
他にも、出産時のお話。
出産時には胎児は狭い産道を通過するために、頭部が変形し、特徴的な回旋(かいせん)を行いながら出てきます。
当然ですが、その時に胎児はお母さんの細菌を体内に取り入れながら生まれてくるのです。
まだ日本が、着物社会だった頃のお話。
その世の中の母は偉いもので(全員ではないでしょうが)、子供の擦り傷に自分の膣から乳酸菌を取り、子供の傷につけていたそうな。
チョット昔では、唾でもつけておいで。と言ってましたよね。
せっかく体内で乳酸菌を作っても、強い界面活性剤入りの液体ソープで洗い流していませんか。
消毒で殺していませんか。
本物のお味噌や醤油は腸まで届くと言われている植物性の乳酸菌。
是非、腸内環境を活性させてくださいね。
それと共に大切なのが、便秘を解消すること。
JIYUTEI のオーガニックグラノーラで、皆様の腸活を応援します。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
菌の恵み のこと
2017年4月3日