リーキーガット症候群を簡単に言うと、「小腸の粘膜が薄くなり、腸管壁(小腸の壁)が炎症を起こすこと」となります。
腸管壁には絨毛という細かい毛のようなものが生えていて、その先の微絨毛というさらに細かい毛のようなものの先に小さな穴があり、そこから栄養素や水分を吸収しているのです。
更に、パネート細胞(腸粘液を出す)と言う細胞もあります。
実は、このパネート細胞が働きにくくなることで腸粘液は薄くなり、バリアとしての機能が落ちるんです。
リーキーガット症候群を引き起こす原因になるものとしては、医師 﨑谷博征氏著書『「原始人食」が病気を治す』にてこう書かれています。
「・非ステロイド系消炎鎮静剤(NSAIDs)・経口避妊薬・抗生物質・細菌毒素(クロストリディアム・デフィスィール 毒素A)・長期間の点滴(絶食)・外傷、火傷などのストレス・糖類・糠・アルコール・グルテン・レクチン・サポニン/グルコアルカロイド・カプサイシン・タウチマン様たんぱく質
・タンニン・牛乳」
また、多数の専門家や医師が示唆する原因に
『・食品添加物・アルコール類、カフェインなどの刺激物の摂取・精製炭水化物食品(クッキー、ケーキ、清涼飲料、漂白パン )の摂取・遺伝子組み換え食品の摂取・細菌によって腐敗、汚染された食物や地下水の摂取・咀嚼不足』があります。
ですから、リーキーガット症候群を防ぐためには、食材選びと食生活の改善を心掛けなければならないのですね。( ˘ω˘ )/*
そこで登場するのが、水溶性食物繊維です。
異物が小腸から体内に侵入しないよう、水溶性食物繊維を餌に腸内細菌が発酵を生成させ、腸管壁のバリア機能を上げてくれますよ。
水溶性食物繊維といえば、オーツ麦。
グラノーラの原材料です。
またオーツ麦は、水溶性も不溶性も含んでいる なんとも嬉しい食物繊維なのです。
遺伝子組み換え素材輸入世界一、添加物認可トップクラスと言われ続けている日本人の7~8割が、リーキーガット症候群だと言われている現代もなるほどなぁと頷ける店主です。
殊の外、遺伝子組み換え食品の反応として上げられる『小腸の炎症』は、リーキーガット症候群と切っても切り離せないものでしょう。
そのグラノーラ素材は、遺伝子組み換えですか?
添加物はたくさん入ってますか?
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
2)万病の元は腸にあり のこと
2017年7月9日