健康番組や雑誌で、「ゴボウ茶は健康に良い」と耳にすることがありますね。
これ、サポニンの事を指しているようです。
ゴボウの皮の部分のアクと言われているところが『サポニン』のようです。
このサポニンに界面活性作用があるので、細菌の細胞膜の構成成分であるコレステロールを分解させることができると言うもの。
実は、サポニンはあらゆる生物が保有しているもの。
田七人参や朝鮮人参、甘草は有名です。
マメ科植物にも存在していますが、特に大豆には豊富に含まれています。
大豆サポニンサプリメントって知ってるでしょ。
サポニンの含有量比較として、大豆には乾燥重量6%、空豆には3.7%、ヒヨコマメに3.6%、えんどう豆に2.5%のサポニンが含まれています。
★因みに現在、国産大豆は4%、輸入大豆96%です。
「サポニン」が人体に与える良い影響としては、
コレステロールを下げる、肥満防止、血流サラサラ、免疫力アップ、血糖値を下げる等❣
また、抗がん作用やエイズウイルスの抑制などもあるのではないかと期待されていますので、今後が楽しみですね。
しかし、良いことだけでは済まされない。
サポニンの界面活性作用は細胞膜を破壊するのだが、これは人体でも発揮され、赤血球を破壊してしまう(溶血作用)と言うもの。
サポニンの中で特に毒性の高いものは、「サポトキシン」と呼ばれています。
界面活性力が強いナマコやムクロジのサポニンは、石鹸として使われていますよね。
ただ、サポニンと言っても、それぞれ違った構造から出来ているようですので、一概に効能や副作用を統一して言えないようですが、私はサプリメントより コツコツ毎日一杯の空豆珈琲でサラサラタイムを楽しんでいます。
本日も お暑い中お越しいただきまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
サポニン のこと
2017年7月21日