豆類には、地力を高める働きと畑作農業における輪作を支える働きがあります。
古来中国では、大豆は食べるものではなく 畑に栄養を与えるために植えたものでした。
豆類の根に存在する根粒菌は、空中窒素を固定して地力を高めます。
昔から行われていた水田の畦に大豆等を植える「畦豆」も、化学肥料がなかった時代に、豆の根粒菌の働きを通じて水稲に窒素を供給するためでした。
こうした光景は、東南アジアでは今日でも珍しくありません。
この力って、最近認識度が高まっているE菌と考え方が似ていませんか?
EMとは、Effective(有用)Microorganisms(微生物群)の略語です。
”共存共栄する有用な微生物の集まり”という意味だそうです。
EM(EM菌)とは、自然界に存在する醗酵微生物(乳酸菌、酵母、光合成細菌など)を 組み合わせ、共生できるように、沖縄琉球大学の比嘉教授により開発されました。
自然界に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きや物質の生合成を行う働きを持つ有用な微生物を採種し、抽出、培養した微生物。
以前、EM研究所の方とお話しした折に、EM菌の元が大豆だとお聞きしました。
このEM菌を 肥料にして、野菜や果物の栽培が沖縄発信で全世界に広がっています。
化成肥料による土壌への負担、水質への負担、人間への負担。
動物性有機肥料も、家畜の餌が遺伝子組み換え、抗生物質などの薬剤の残留の心配があがる中、安全性への不安は募っていきます。
JIYUTEI の白胡麻・空豆粉・空豆珈琲は、究極の安全農法「自然農法」です。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
豆の力 のこと
2017年7月27日