覚えてますか?
蕎麦殻や小豆が入った枕を使っていた日本人を。
秋に収穫した蕎麦を引いて粉を取り、余った蕎麦殻を枕に仕立てます。
日頃使っている枕の中身をとり出して洗い乾かして、つぶれた蕎麦殻を風で飛ばし、減った蕎麦殻を足しました。
通気性や放湿性がよくなり、蕎麦殻枕本来の風合いが戻ります。
小豆の枕は、日本では古くから高貴な人たちに使われてきました。
豆による熱吸収性は蕎麦殻枕の約2倍。
吸湿性や放湿性にも優れているので、寝苦しい真夏の夜にぴったりですね。
最近では、小さめの枕カバーやアイマスクを作って小豆をつめて、電子レンジで暖めて使っている方もいらっしゃいます。
これは、湯たんぽのように首元や目元を暖め、冬場の快眠や肩こり目の疲れ改善に愛用する方の口コミで流行り出しているようです。
店主が子供の頃は、こうした日常の事を手伝いながら色々覚えました。
お布団も綿を打ち直し、真新しい綿を加えながら作り変えたものです。
古き良き時代の日本は どこに行ったのでしょう。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
明日は定休日の為、お休みさせて頂きます。
JIYUTEI は、オーガニック、自然農法栽培、在来種にこだわります。
だからJIYUTEIのオーガニックグラノーラは、安心して召しあがれるのです。
JIYUTEI 店主
昔の枕 のこと
2018年7月17日