皆さんは 減酸症や無酸症という言葉を知ってますか?
『胃粘膜の塩酸分泌が低下し、胃液中の塩酸、すなわち胃酸が少ない病態を減酸症といいます。
また、胃酸がまったくないことによっておこる病態を無酸症といいます。
胃酸分泌能の低下は、胃粘膜の壁細胞の減少・機能低下を意味し、胃粘膜の萎縮にともないます。たんぱく分解酵素であるペプシンは、胃酸によってペプシノーゲンからできます。また、胃酸は、口から侵入してくる細菌に対し、抗菌作用をもっています。したがって、減酸症や無酸症では、消化吸収障害や腸炎をおこしやすくなります。(コトバンクより拝借)』
主な原因に慢性萎縮性胃炎があげられます。
この慢性萎縮性胃炎(胃酸の出ない状況)は、胃の粘膜が常に慢性的な炎症を起こしている状態を言うそうです。
胃内視鏡検査を行うと、何とも胃粘膜に元気が無いんだとか。
最近ではヘリコバクター・ピロリ菌が原因で発症しているのではないかと言われています。
しかし、多くの日本人がヘリコバクター・ピロリ菌を持っているからといっても全員が発症するとは限りません。
そこには食生活やストレスなどが大きな関わりをもっているようです。
また、何らかの原因で免疫システムに異常が生じ、自身の胃の粘膜を攻撃することで発症するのではないかとも考えられています。
食欲の低下や胃もたれ、吐き気、胃痛により直ぐに服薬の方も多くいらっしゃいますが、それって薬剤性胃炎じゃないですか?
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胃酸が出ない‼ のこと
2018年4月9日