カビ毒として報告されている主だった種類についてご紹介します。
【アフラトキシン】
・発ガン性のあるカビ毒として最も有名。
・熱帯や亜熱帯地方の農作物(トウモロコシ、ナッツ類、唐辛子、蕎麦粉等)に多く存在する〈国内産の農作物では報告事例がない〉
【オクラトキシン】
・腎毒性や肝毒性のカビ毒
・日本ではハト麦や蕎麦粉、ライ麦から検出されているが、汚染は非常に稀
【ステリググマトシスチン】
・発ガン性
・穀類が中心〈日本での汚染事例はほとんどない〉
【デオキシニバレノール】
・嘔吐・腹痛・下痢等
・麦類やトウモロコシ製品から検出されている
・小麦での基準値は1.1ppm以下と制定
【シトリニン】
・腎機能障害や腎臓がんの原因
・蕎麦粉、ハト麦、ライ麦粉に限られるが、国内での汚染事例は非常に少ない
【パツリン】
・消化管の出血や充血、潰瘍などが見られるカビ毒として知られている
・林檎果汁での汚染が多い〈林檎果汁のパツリン含有は50ppb以下と制定〉
林檎ジュースの原材料の80%は輸入となっているが、いかんせんデータが2006年と古すぎる。
しかも、最終加工が国内ならば『国産』表記になるので悪しからず・・・・・
当然の事ながら、カビ毒が発生していたら廃棄するのかな?????
例えば、食用油の原料のトウモロコシなどがカビ毒に汚染されていた場合。
『食用油の製造工程には、原料油に含まれる不純物を除くために、『脱酸工程、脱色工程、脱臭工程 』など多くがあります。
この脱酸工程で『食品添加物のアルカリ剤』が使用されますが、これで大半のカビ毒が分解されます。
更にその後の精製工程で分解し、製品になるまでに完全に除去されます。(食品衛生の窓より引用 』
さすが化学物質~カビ毒はアルカリ剤に弱いのね~~
猛毒も一挙に分解💧
カビはニックネームで、専門的には「真菌」や「菌類」といいます。
真菌と細菌は同じだと思われがちですが、実はまったく別のものです。
細菌はむき出しの細胞内にDNAがある「原核生物」であるのに対し、真菌は細胞内の膜に包まれた核の中にDNAがあり、『人間と同じ「真核生物」』なのです。
つまり、カビのほうが細菌よりもはるかに進化した高等生物といえます。
ただ、細胞構造が同じため、カビに効く薬は人間の細胞にも悪影響を与えてしまいます。
さあどうする人間達よ‼
明日に続きます。
次回のお休みは、5月7・8日(火・水曜日)です。
私たちの身体は、食べ物が元で養われています。
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JIYUTEI 店主
3)カビと共存できなくなった日本人 のこと
2019年5月5日