鼻の奥の奥のBスポット(鼻咽腔の頭文字のBをとって呼ばれる)に向かって、曲がった綿棒に塩化亜鉛液をつけて咽頭扁桃に塗る治療方法をBスポット療法と言います。
この療法を数回重ねる毎に、鼻から喉に粘液が下りてくる感じや違和感、痛みなどの症状が改善するそうです。
実に鼻咽腔の直ぐ上には解剖学的に『下垂体・視床下部』というホルモン分泌の司令塔があるをご存知でしょうか。
ですから上咽頭は、“神経のツボ“と言われるのですが・・・
ここはとてもデリケートな場所なので、詳しいことは分かっていませんが、この炎症でホルモンバランスを崩すと、視床下部・下垂体系を刺激して、全身性に影響を与えていると想定されています 。
Bスポット療法で有効性が想定されている症状には、
✳• しつこい後鼻漏とそれに伴う咳や痰・喉頭異常感 • めまい・耳鳴りや難聴、頭痛、顎関節痛、いびき
✳• 全身倦怠感、肩こり、線維筋痛症、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害、慢性疲労症候群
✳IgA腎症、掌底膿疱症、慢性関節リウマチ、ネフローゼ症候群、アトピー性皮膚炎、アレルギー性血管炎、多形性浸出性紅斑、乾癬
ところで治療薬の塩化亜鉛って どんな薬なのでしょう。
明日に続きます。
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JIYUTEI 店主
3)Bスポット療法 のこと
2019年6月16日