つまりジベレリン処理とは、種の時点で何らかの操作をしたのでは無く、葡萄が自然に育って実をつけるわけでもありません。
受精させず、その作物のホルモンを人為的に調整して実をならせるんですねぇ。
そしてそれを、人為的に成長させているわけです。
ただミツバチの場合、受精卵からは雌が,未受精卵からは雄が生まれるので、ヒトと違い農作物の中にも色々あるんだと思いました。
世の中には種無し葡萄を食べたヒトは、種無しになるのかと議論がありますが、動物と植物ホルモンは全く異なり、植物ホルモンは分泌器官や標的器官が明確ではなく、また輸送のメカニズムも共通していないとあります。
しかし通常は種ができる富有柿のように、花粉にX線照射し種をつくる機能をなくして授粉させる果物もありますし、雄性不稔のように種の雄性器官である花粉や胚のうが異常で,正常に花粉形成ができない現象を利用した種を増やして栽培する物もあります。
同じ種無しでも、方法は1つでは無く様々な物があることも農作物を選ぶポイントとして踏まえておくと良いかもしれません。
ただ、エジプトの動物実験でマウスにジベレリンを投与すると、「乳腺ガン・肺腺ガン」が見られると確認され、警告しています。
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3)種無し果物野菜 のこと
2019年8月4日