牛の糞から始まった人間への仕返しは、牛にとっては偶然の成り行きの末。
元々 牧草を食べるように出来ている牛の内臓を軽視し過ぎ、尚且つ人間の都合優先で効率化が当然となった傲慢さが招いたパンドラの箱。
一度開いた箱の扉・・・🗃
屠畜場法の対象になるのは牛、馬、豚、羊、山羊の5種類。
猪,鹿,熊など狩猟の対象となる動物は、屠畜場での解体が困難として対象になっていません。
こうして屠殺のために集められた多くの牛たちは、糞尿まみれ。
そのまま流れ作業のうちに解体されて行きます。
今でこそ洗浄室でのシャワーがあり、そこから4時間ほどの流れ作業が始まるわけですが、国や施設により衛生度も変わってきます。
シャワー後の糞尿の度に洗浄されるかは私には分かりませんが・・・・・🐄
そんな中1982年に大量に解体処理される肉に糞尿が付着し、最初のO157が発見されます。
『初期の屠畜場法では獣医師によって家畜の病気を発見排除し、健康な肉を提供することが主要な目的であったため、屠畜場はいわば検査施設であった。 しかし、近年サルモネラ、O15など家畜由来の食中毒に対する社会関心が高まってきたことにより、屠畜場法が衛生面に軸足を置いた内容に大きく改訂され、単なる検査施設から食品工場としての性格が強まった。(ウィキペディアより)』
また、家畜の糞尿の下水処理も、年代や国によって様々です。
川や井戸水に流れ込んだり、その水を畑で使用したり、牛糞が堆肥として使われたり・・・・
『腸管出血性大腸菌O157は牛糞中で長期間に生存し、有機酸や乾燥に耐性が強く、堆肥中で半年以上生存でき、10℃の水温では水中で1週間以上生存するとされています。
そのため、食肉及び食肉加工処理中に腸管または内臓(肝臓など)にいる菌が、食肉を汚染して食中毒や感染症を起こすことがあります。また、浅漬けや非加熱摂取野菜による食中毒原因の多くは、菌が付着した野菜の洗浄が消毒不十分であったとされています。野菜を有機農法で露地栽培法する場合、多くは熟成した牛糞を使用していますが、完熟していない厩肥が流通していると菌が死滅せず、野菜に付着している可能性が指摘されています。(千葉県獣医師会より)』
蔓延のルートは多岐に渡ります。
しかしトウモロコシ飼料による蔓延より、次なる原因は倍増しの速さです。
明日に続きます。
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学びは、自分でする選択の教科書。
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本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
3)O157の本当の原因 のこと
2019年8月10日