生卵、冷凍液卵、乾燥卵に続く卵は、ゲノム編集卵です。
これは業務用というより、医薬品を優先に開発されています。
「オボアルブミン」「オボトランスフェリン」「オボムコイド」「リゾチーム」などは、卵の中で分泌されるタンパク質。
生物のタンパク質の全てに含まれる遺伝子情報は、アレルゲンの遺伝子情報も持っています。
つまり遺伝情報を自在に変えられるゲノム編集では、このアレルゲンの遺伝子情報を壊してしまい、アレルゲンを作れない状態に変えてしまう事が可能です。
既に、アレルゲン性のあるタンパク質がない鶏を作製した研究チームですが、2019年7月には、卵の中に薬の成分を大量に作ることに成功し、なんと1個の卵で3億円相当の薬の成分が出来上がったのだそう。
これは、細胞を元に卵白中にヒトインターフェロンβを生産する鶏を作製したもの。
「インターフェロンは,生体の免疫を活性化させる働きのある生理活性蛋白の一グループ。抗ウイルス作用や抗癌作用を利用した医薬品として使われている。(コトバンクより)」
近年 バイオ医薬品などでは、組換えタンパク質を低コストで作り出す「生物工場」が大注目。
ヤギを遺伝子改変し乳汁に医薬品となる有用組換えタンパク質を作らせたり、遺伝子改変イチゴを用いてイヌ歯肉炎軽減剤が実用化されています。
私たちが無頓着な毎日を過ごしている間にも、動植物は人間により違う生き物に変えられているのです。
また、ゲノム編集技術の安全性には疑問を持つ研究者が後を絶たないことも事実です。
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3)卵事情 のこと
2020年1月21日