この世は何でも耐性化が幅をきかせています。
そう‼
薬に慣れて、菌やウイルスがより強くなっています。
2018年にお目見えして、2018・19年にシーズンで最も多く処方された抗インフルエンザ薬『ゾフルーザ』
この内服液は、抗インフルエンザ薬としては8年ぶりの新薬でした。
その効き目のアナウンスが素晴らしい。
内服はたったの1回。
つまり薬局でお薬をもらい、その場で内服すれば、治療終了です。
飲み忘れも限りなくゼロ。
食事も関係ありません。
ところが・・・・・・・
多くの有識者より案じられきた、インフルエンザウイルスの『耐性化』という問題が、予想よりはるかに早く現れてきたのです。
『耐性化』というのは、細菌やウイルスは少しずつ変化をしながら生きているので、端的にいうと《薬が効かなくなるように変化している》ということです。
とどのつまり、最後は耐性化したインフルエンザウイルスのみが生き残る形になります。
これまでの抗インフルエンザ薬にも耐性の報告はありましたが、この新薬に比べては遥かに遅く出現していました。
酷な話ですが、遅かれ早かれ抗インフルエンザ薬より強いインフルエンザが誕生するのは否めない様です。
中でも12歳未満の小児に対しては12歳以上に対する投与よりも耐性ウイルスの出現が多いとの報告もあり、日本感染症学会、日本小児科学会から「12歳未満にはゾフルーザの投与を推奨しない」との提言がなされています。
この新薬の販売は国内の製薬会社ですが、販売の前年より遺伝子組み換えインフルエンザワクチン「バキュロウイルスと昆虫細胞を使った組み換えタンパク質製造技術」をベースにワクチンを開発してきた会社と業務提携した経緯があります。
今回のゾフルーザは、ウイルスのメッセンジャーRNAの合成を阻害し、ウイルスの増殖を抑えるエンドヌクレアーゼ阻害薬です。
ですからいままでのお薬より、急激にウイルス量が減少するようで、翌日にはウイルス量がタミフルの1/100くらいに下がります。
が、耐性化もどの薬よりも早く変化し続けます。
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JIYUTEI 店主
抗インフルエンザ耐性化 のこと
2020年2月6日