胃炎と胃潰瘍を引き起こす事ができるピロリ菌の発見は、2005年ノーベル生理学、医学賞を受賞した2人の長きに渡る研究により発表されました。
事実、世界人口の1/2の人々が胃の中のペットとして飼っているピロリ菌。
ピロリ菌の種類には、アフリカ型が3種類、アジア型が2種類、ヨーロッパ型が1種類あります。
ピロリ菌の中には、胃病の原因になるものと、そうでないのものがあります。
中でも、尾の様な部分に『針状のものやトゲ状のもの』を持ったピロリ菌が胃病になる
確率を確実に高くしています。
それらを持ち合わせないピロリ菌は、胃の中で泳いでいるだけで私たちに危害を加えないんです。
その昔、人生50年だった頃には、人類と仲良く共存していたピロリ菌ですが、延命のせいで人類に悪さをする様になったと言う説もあるピロリ菌です。が、実際には肺癌や脳卒中リスクは低くなり、喘息の発症リスクも下げると言った結果もある様です。
まぁ、統計学でしょうが・・・
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JIYUTEI店主
1種類ではないピロリ菌 のこと
2020年5月9日