『発がん性が指摘される有機フッ素化合物のPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)について、環境省は11日、全国計171地点の地下水などの含有量を調査した結果を公表した。1都2府10県の37地点で国の暫定的な目標値(1リットル当たり50ナノグラム)=ナノは10億分の1=を超え、最大で目標値の約37倍に達しており、在日米軍基地や工業地帯の周辺の地下水などが広く汚染されている実態が浮き彫りになった。【2020年6/11毎日新聞ネット版】』
PFOSとPFOA共に化学的に安定し水や油をはじく性質があり、泡消火剤や調理器具、半導体などに、身の回りの物では衣類などの撥水剤や、食器の表面加工など工業用に使われていました。
PFOSは有害化学物質規制の為、2018年に国内製造・輸入を全面的に禁止となっており、PFOAに関しても2019年には全面的な製造禁止の検討を進めている最中の「永遠の化学物質」と呼ばれる自然界での分解不可能な迷惑物。(国際的には2009年より製造や使用などが規制)
またこれらは人体での蓄積も甚だしく、国際がん研究機関はPFOAを「発がんの可能性がある物質」に分類し、PFOSも動物実験で健康影響が認められたとの研究報告がある厄介物です。
これらは化学メーカーの工場などが集まる地域で特に、目標値が高い傾向になっており、国内で最高値の検出を出したのは大阪府摂津市の地下水です。
ナント目標値の約37倍❗
「フッ素って、歯磨き粉にも入っているから安全でしょ⁉」って思う方多いですよね。
(米国では、歯フッ素症・う蝕・歯周病と共に口腔の3大疾患と言われています)
無機フッ素の基準値は以下の通りです。
・水道水の規制基準値…0.8ppm未満
・練り歯磨きの基準値…1000ppm未満 ⇒平成29年3月から1500ppm未満に引き上げ
・洗口液フッ化ナトリウム…毎日実施の場合226ppmF(=0.05%NaF)週1回実施の場合 905ppmF(=0.2%NaF)
実際の濃度は
・歯磨き粉の濃度…950ppm程度
・歯医者などで使われるフッ素は高濃度
・洗口液の濃度…100ppm~500ppm
・歯医者のフッ素塗布液…9000ppmF
(日本オーガニック推進協議会よりお借りしました)
何度も書きますが、日本は昨年5月の国会にて『フッ素の安全性と虫歯予防、歯のエナメル質改善』には、口中に入れた場合全ての量を吐き出すことと、歯の改善等に関してのデータとエビデンスが無い事を回答しています。
貴方のチョイスが明日の身体を作ります。
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JIYUTEI は、オーガニック、自然栽培、在来種、エシカルにこだわります。
だからJIYUTEIのオーガニックグラノーラは、安心して召しあがれるのです。
健康は、自分で判断し選ぶ時代だとJIYUTEIは考えます。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
茶毒蛾の攻撃に合いましたが、自家製万能リップクリームで乗り切っています。
JIYUTEI 店主
身の回りのフッ素化合物とその影響 のこと
2020年6月12日