モンサントと闘ったカナダの農家、パーシー・シュマイザーさんが今月の13日にお亡くなりになりました。
シュマイザーさんは、ナタネ農家でした。
『隣接する道路を通る遺伝子組み換えナタネを運ぶトラックからこぼれ落ちたGMナタネが、シュマイザーさんのナタネ畑に混入。先祖伝来のナタネを自家採種していたが、その種子の一部がモンサントの除草剤ラウンドアップ耐性GMナタネで遺伝子汚染された。その遺伝子汚染ナタネを「見つけた」モンサントは、シュマイザーさんを特許権侵害で訴え、高額の損害賠償を要求した。カナダ最高裁は、シュマイザーさん敗訴の不当判決を下したが、モンサントの求めた20万ドルの損害賠償は棄却した。この判決で、シュマイザーさんは伝来のタネを失うことになったという。
特許権を理由にして、いわゆる「モンサント・ポリス」が畑に入り込んで調べ、農家に高額の賠償を求めるモンサントのやり方は大きな非難を浴びた。シュマイザーさんの闘いは、モンサントのような巨大資本に対する非力な農民の闘いの象徴となり、世界で巨大資本と闘う人々を勇気づけるものだったという。
この9月、パーシー・シュマイザーさんを主人公に、モンサントとの闘いを描いた映画『PARCY』が完成し、10月9日から公開されている。日本では未公開。(有機農業ニュースクリップより)』
種や苗の法律が大きく変わっているのはココ日本でも同じ事。
シャインマスカットやとちおとめなど、人気で美味しい果物などが、知らぬうちに海外で栽培され名を変えて逆輸入されている現在。
開発に携わった農家さんを守る名目の種子法や種苗法改定のリスクは、カナダのシュマイザーさんが良い例です。
ここ浜松でも、シードバンクが立ち上がります。
JIYUTEIも自家採取、在来種種のお預かり店として登録しています。
他人事では無い食の問題。
この機会にご家族で話し合って頂きたいものです。
コロナ禍のドサクサで、すんなり法案を超える事案が懸念される中、私たちの食糧の危機を防御する壁は薄く低くなったいることは認めざるおえません。
JIYUTEIのオーガニックグラノーラで、よく噛んで食べてますか?
鼻呼吸は出来ていますか?
学びは、自分でする選択の教科書。
買い物は、貴方が選ぶ農家、商店、企業の継続応援。
JIYUTEI は、オーガニック、自然栽培、在来種、エシカルにこだわります。
だからJIYUTEIのオーガニックグラノーラは、安心して召しあがれるのです。
健康は、自分で判断し選ぶ時代だとJIYUTEIは考えます。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
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10月25日日曜日は、引佐町の前嶋屋さんにてミニイベントに参加します。
お店はお休みになりますが、万能リップクリーム作りのWS開催します。
JIYUTEI 店主
タネを考える のこと
2020年10月24日