「クリプトクロム」
効き慣れない言葉ですね。
鳥を始め、多くの生物が持っているとされる、磁場を知覚できるとされるモノ。
渡り鳥などはその網膜に、「クリプトクロム」という青色光受容体が含まれており、その生化学的反応で弱い磁場変異を感知するらしいし、磁場を視覚としてとらえているとも指摘されています。
ここでウンチク??
『磁石の力が及ぶ範囲、磁石が鉄など他の物質を引き付ける性質のことを「磁気」、磁気によって発生する力を「磁力」といい、磁力が及ぶ範囲を「磁界」または「磁場」と呼びます。(磁石の学校より)』
ただこうした磁気感覚は、昆虫を皮切りに哺乳類にも備わっていると分かっています。
驚くことなかれ、人間では視床下部にみられます。
この磁気感覚は、人間の網膜にもある特殊な蛋白質の働きを利用して得られます。
いわゆる、第六感に値するであろうと言われる部分。
ムムム・・・コレが何に役立つか?と言うと、鳥の場合には元の巣に戻るなどのように、正確な方向感覚に示されます。
又この分子は、睡眠に関係する概日リズム(松果体)を調整するもっと広範な分子群の一部だということなのです。
※概日リズムとは、約25時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している『体内時計』を言います。
ヒトの健康も、元を辿れば簡単なことかも知れません。
詳しくは、ビオあつみのセミナーで。
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JIYUTEI 店主
クリプトクラム のこと
2020年11月2日