三月の行事に雛祭りがあります。
この「雛」とは、「そっくりな・小さくかわいらしいもの」といった意味があります。
一般的には向かって右に女雛、左に男雛を飾ることが多い様ですが、歴代の皇族の婚儀の流行に沿う事も多かった様です。
又、奈良県にある東大寺の二月堂では、千二百年以上続く「修二会または修二月会」と呼ばれる行事が行われており、そのうち有名なのが十三日に行われる「お水取り」の儀式。
そして三月は、新しい年度の節目となると季節ですが、忘れてはいけない催しに春の彼岸があります。
ここで春と秋の彼岸には欠かせない餡子に包まれた餅米団子があります。
コレは、「ぼたもち・おはぎ」と言い方が違います。
一説には「こしあん」なのが「春のぼたもち」で牡丹の花が咲く頃のいわれ。
「つぶあん」なのが「秋のおはぎ」で萩の花の咲く頃とされています。
少し怖い話しですが、約1800年前の諸葛孔明のお話です。
都への帰路の途中、濾水という大きな河が荒れていてとても渡れる状態ではありませんでした。地域の住民曰く、「濾水を鎮めるには河の神に49人分の生首を捧げなければ鎮まらない」ということでした。
大切な兵士を生贄にする気になれない諸葛孔明が考え出した妙案は??
49個の肉まんを作り、河に供えて生贄の身代わりにしたと言うお話です。
又この「ぼたもち、おはぎ」にも似たようなお話もあり、餡子の色が人の血の色に似せた物と言う説もあります?
どちらにせよ、自分で作ってぼた餅は、季節の変わり目の味わいになります。
ご家庭で作りたい方は、店主にお尋ねください。
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人権を念頭に置く購入を。
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本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
弥生三月 のこと
2021年3月1日